簡単「風水インテリア」要素〜「家の中心（宅心）」環境の整え方

住宅・住戸の風水環境を整えるということはすなわち、住戸内にフレッシュな 自然エネルギーが流入して、そして滞ることなく排出されていくといった・・そんな”自然エネルギーの循環” を作り出すということを意味しています。

ですから、「風水環境が悪い住戸」というのは、「良い自然エネルギーが流入していない」 or「自然エネルギーの循環・流れが滞っている」のいずれか・・もしくは両方が存在している ということなんですね。

住戸環境を考えるときに、肝となる場所を厳選すると「玄関」「トイレ」「宅心（中心）」 の3箇所があげられるのです。「玄関」は、自然エネルギーが流入する場のひとつ（一番重要な場所）です。 ここの環境が良好であれば、良質な自然エネルギーが住戸の中へと訪れてきてくれるのです。 「トイレ」は”水場”となっていることから自然エネルギーを”滞らせる”可能性のある場と なるのです。そして、住宅・住戸の中心（宅心）は住戸へ流入してきた自然エネルギーが一旦ここに 終結・・そして各部屋へと自然エネルギーが配られる結節点。そんな”宅心”に関してポイントを お話いたします。

□住宅・住戸の風水「ポイント」TOP
□「南西」「北東」の方位の特徴
□「観葉植物」の活用方法
□お部屋の「高彩度（色彩）」割合
□「北枕」の積極的活用
□「神棚＆仏壇」の配置
□「家の中心（宅心）」環境の整え方
□「玄関」の灯り環境

まず、「宅心」というのは、単純に家の真ん中ということではなく、住戸の重心位置 を示すポイントとなります。一戸建て住宅であれば、階ごとに”宅心”が存在。 マンションであれば、各住戸ごとに”宅芯”が存在しています。平面図を基にして 住戸の重心位置を求めてください。その結果が”宅心”となります。

自然エネルギーが各お部屋へと運ばれる結節点となるのが”宅心”です。ここの 風水環境を整えることは、風水インテリアを考える上で最も大切な要素となりますの で、これだけはぜひ心がけておいていただければと思います。これから住宅選びを する機会があったときには、”宅心”が「物置」「トイレ・浴室」とはなっていない 住宅・住戸を選んでいただければと思います。最善は、”リビング”などお部屋の中 に宅心が位置していることが望ましいのです。

最も大切な空間となる”宅心”ですから心がけておきたいことも多々ありますが・・ これだけは心がけておいてほしいと思う要素を厳選して下記に記しておきますので ご参考にしていただければと思います。

◇”空気”の流れのあるエリアとすること。
＊倉庫・納戸・ＷＣなどの「狭く」「空気の流通が少ない」エリアとしないこと が大切な要素となります。現状がそのような”場”となっているようであれば、 こまめな「換気」は絶対不可欠な要素となります。

◇”明るさ溢れる場”とすること。
＊”光”が差し込むような、明るい場となっていることが望まれます。ただ、 実際に「陽射し」が差し込むことは現代の住宅では難しいもの。そこで”照明”と”色彩” という2つの要素を重視していただければと思います。 とにかく、日中・・”明るいイメージ”を感じられる場となっていることか大切です。 ”優しさ感じる灯り”を灯しておくこと及び明るさ感じる色彩・・特に壁は”白色”など の空間としておくことがおすすめです。

◇観葉植物などは置かない。
＊「宅心」は自然エネルギーが満ちた場所となることから、「観葉植物」などを 置いておくととても成長が早く、生き生きとしたものとなることも多いものです。 でも・・そこで「観葉植物」などに自然エネルギーを活用されてしまうということは、 各部屋へ自然エネルギーが十分にいきわたらないということになってしまいます。 短期間、観葉植物を元気よくさせるために・・ということで設置することはかま いませんが、常設することは避けておきたいものです。

□風水インテリア
□風水インテリア「リビング」編
□風水インテリア「寝室」編
□風水インテリア「居室」編
□風水インテリア「キッチン」編
□風水インテリア「トイレ」編
□風水インテリア「玄関」編
□風水インテリア「2012年」編
□住宅・住戸の風水「ポイント」